仕事全般を見渡す知識と経験を積み
たくさんの協力業者から
信頼される現場監督を目指したい。

システムエンジ調整グループ

TSUKADA AKIFUMI

塚田 章文2010年4月入社(富山工業高等学校 情報技術科)
(2015年4月インタビュー)

塚田 章文のしごと観

※このページは2015年にインタビューしたものです。

技術者として着実に成長できる仕事。

塚田章文

高校時代は情報技術を学び、電気や機械に関わる仕事がしたいと思っていました。当社は学校にきた求人票を見て興味をもちました。自宅から近いこと、またいろんな現場を回りながら経験が積める仕事だと思い、入社を決めました。

現在はビルや工場の新築現場、あるいは改修現場に行き、設置された空調システムの配線チェックや微調整を行い、試運転まで立ち会います。クライアントが求める温度、湿度、室圧などを細かくチェックし、設定した数値で稼動するかどうかを見極めます。製薬メーカーのクリーンファクトリーの場合は、求められる数値が厳しく、精度が高いので調整が難航することもしばしば・・・。それでもなんとか作業を終え、試運転できた時は大きなやりがいを感じます。

初めて任された現場は苦労が山積みでした。

昨年まで上司のサポートを得ながら仕事をしていましたが、5年目になり、再開発ビルの仕事からは一人で任されるようになりました。現場の協力業者さんを取りまとめ、工程管理をしながら作業を進めること2ヶ月余り...。ここは銀行や美術館、店舗などいろんなテナントが入居する多目的ビルなので、熱源機が屋上と地下の2カ所に設置されています。

そのせいで作業が複雑化し、予想以上に時間がかかってしまいました。自分も天井裏に昇って作業したり、いくつかのトラブルに対応したりしましたが、先日、ようやく仕上げることができました。

この再開発ビルは自分にとって忘れられない現場。この先、この現場付近を通るたび、作業した日々のことを思い起こすことになるでしょうね。

塚田章文

違うタイプの上司のもとで人間的にも成長。

塚田章文

入社して5年。タイプの違う上司2人と仕事をしてきました。最初の上司は論理的で、常に先を見据えて先手先手で仕事を進めていくタイプ。新入社員の自分には厳しさを感じましたが、社会人として本当に多くのものを学ばせてもらいました。その次は人情味があって、人と人のコミュニケーションを重視しながら仕事を進めていくタイプ。今の上司です。

対照的な上司に会ったことで、仕事へのスタンスが変わりました。結論としては両者のいいところ取り。こだわるべき部分は徹底的にこだわるけど、時にはすっと引いて客観的に見たり、人の意見を聞いてみたり...。一言でいうなら「義理と人情」ですね。そんな適度なバランスで仕事をするようになって以来、効率よくこなせるようになりましたし、あまりストレスを抱えなくなりました。

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