設立３０周年記念トークショー・祝賀会を行いました！

　弊社は、本年8月1日をもって設立30周年を迎えることができました。これもひとえに取引先皆様方のおかげと感謝いたしております。

　そこで、去る平成29年11月9日（木）に、富山第一ホテルにて鳥羽システム株式会社設立30周年記念トークショー・祝賀会を行いました。

　当日は、社員をはじめ、日頃よりお世話になっている取引先や協力会社の皆様をお招きし、富山県出身の女優　室井滋さんのトークショーや、おいしいお料理と楽しいプログラムが目白押しの祝賀会を開催しました。

　当日の様子をご紹介します。

＜女優　室井　滋さん　トークショー＞

　室井滋さんは富山県のご出身で、女優として永きにわたり第一線で活躍されている他、エッセイスト、絵本作家などマルチに活動なさっています。トークのお相手は、KNBラジオでお馴染みの鍋田恭子さんです。

　室井さんは、北陸新幹線の開業を記念して仕立てられた、富山県ならではの風景の中を北陸新幹線が颯爽と走っているデザインの着物をお召しになっていました。客席後方から、主演映画「のど自慢」で演じられた赤城麗子が歌う、「おしどり涙」を歌いながらの登場でした。

　鍋田さんの軽妙な進行のもと、室井さんや鍋田さんが時折客席へ降りて、社長や社員にインタビューをされる場面も。普段なかなか聞くことのできない芸能界の裏話には、皆、興味津々でした。

　室井さんの女優やエッセイストとしてのこれまでの歩みや、今後のお仕事の展望なども伺い、これからの生き方のヒントや未来への活力が詰まった楽しいトークショーでした。

＜祝賀会＞

　トークショーの後は、隣の会場へ移動し、いよいよ祝賀会の始まりです。オープニングアクトは、泉　紫風氏の篠笛の演奏でした。30周年のお祝いにふさわしく、格調高い篠笛の音色に酔いしれました。

【主催者挨拶】　※弊社代表取締役社長 金盛一秀の挨拶全文です。

「 設立30周年記念祝賀会を開催するにあたり、一言ご挨拶をさせていただきます。

　本日はご多用にもかかわらず、北陸銀行様、ダイダン様、アズビル様、福見建築設計様をはじめとし、各協力会社様、他多くの皆様方にご臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。

　取り巻く環境が厳しい中、本日設立30周年記念祝賀会を迎えることが出来ましたのも、弊社の自動制御システムをご利用いただいているお客様をはじめ、諸先輩方、従業員並びに、本日ご臨席賜りました皆様の絶大なるご支援の賜物であり、この場をお借りし改めて心より感謝申し上げます。

　さて、弊社の歩みについて少しお話させて頂けたらと思います。

　弊社は、創業者である村井順三の時代から数えますと94年になります。

　大正12年9月1日、富山市荒町に「鳥羽電機販売所」として個人企業が産声をあげたのがスタートです。この年は、関東大震災が有った年です。

　その後、世界恐慌、第二次世界大戦と、幾度となく試練を乗り越え、昭和29年2月に「株式会社鳥羽商店」を設立しました。

　時は流れ、昭和62年8月、更なる成長を目指す事を目的に、営業分野ごとに部門を分け、独立することになりました。

　商社部門を「株式会社鳥羽」、空調部門を「鳥羽システム株式会社」として分社しました。これが弊社の起源であります。

　「鳥羽システム株式会社」として始動し始めた後も、地域の皆様に我社のことを知っていただけるよう、営業活動に精を上げ、1つ1つの出会いを大切にしてまいりました。

　そして、ご縁あってつながれたお客様に末永くお付き合いいただけるよう、日々研鑽し、最新の技術をもって最新のシステムを提供する事を理念に取組んでまいりました。

　この積み重ねがあって、平成11年8月に念願であった自社ビルを窪本町で購入することができました。社員総出で引越しした時の感動は、今でも鮮明に残っております。

　そして、更に業務拡大に伴い社員数も増え、平成14年に近くのビルを購入することとなりました。

　その後も、業務拡大・情報共有・効率化を図るため、平成28年11月には本社新社屋を新築し、平成29年2月には、北陸3県の事業所・営業所を支店へ昇格し、小浜営業所を開設しました。

　このような発展が遂げられたのも、ひとえに皆様方のお陰だと思っております。

　しかし、弊社はまだまだ発展途上の企業です。今後も更なる飛躍を果たすために必要な課題について、3つお話しをさせていただきます。

　1つ目の課題は、「コア事業を中心に関連機器の販売、またメンテナンス事業に注力するとともに、ソリューション事業の拡大」を課題として取り組んでまいります。

　2つ目は、市場の拡大。

　3つ目は、これらを支える人材の育成です。

　この課題の達成は、一朝一夕でできるものではなく、長期的視点で確実に一歩一歩進めていくことが大切であると考えております。

　そして、30周年は「過去と未来の接点」であり、「未来に向けての一里塚」とらえ、目標（課題）達成に向けて決意を新たにし、全社一丸となって立ち向かっていく所存です。

　これらの課題については、ここにお集まりの皆様のご支援がなければ達成することはできません。今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

　最後になりましたが、本日ご参集の皆様とご家族のご健勝を祈念し、設立30周年記念のご挨拶とさせていただきます。」

【祝辞】

　ご来賓を代表して、4名の方にご祝辞を賜りました。弊社のこれまでの歩みの中でのご来賓の方々とのエピソードや、弊社の今後について期待のお言葉をいただきました。

【乾杯】

　いよいよ乾杯の時です。ご来賓を代表して1名の方に乾杯のご発声をいただきました。乾杯ドリンクはスパークリングワイン。待ちに待った乾杯を終え、参加者から自然と笑顔がこぼれました。

　乾杯を皮切りに、富山ならではの昆布締めの刺身や白海老の寿司、氷見うどんなどで構成されたフルコースのお料理に舌鼓を打ちました。

【アトラクション】

　まずは、CHIKOバンドの生演奏によるライブを楽しみました。ボーカルのCHIKOさんは、お父様がアフリカ出身のミュージシャンで、お母様が魚津市出身の人形作家とのこと。

　お父様の母国に伝わる民謡などをベースにしたアフリカ音楽を中心に、ポップス・ソウルなどのピアノの弾き語りから音楽活動を始められました。現在では、県内外の音楽イベントでご活躍されています。

　CHIKOさんは、私たちも一度は聴いたことのある曲をアレンジして歌ってくださり、美味しいお料理やお酒をいただきながら、CHIKOさんの歌声と生バンドの演奏に酔いしれたひと時でした。

　その後、弊社の30周年の歴史を支えてくださったご出席の皆様に感謝の心を込めて、豪華賞品が当たる抽選会を開催しました。参加者の名前が書かれたくじを引いてくださったのは、先ほど素敵な歌を披露してくださったCHIKOさん。

　CHIKOさんがくじを引くたびに、参加者一同ドキドキです。社長がプレゼンターとなり、当選者へ豪華賞品を贈呈しました。

【お礼の言葉】

　楽しいひと時にも終わりが近づいてきました。弊社常務取締役　丸山より、ご列席いただいたご来賓の方々や協力会社の皆様、社員へお礼の言葉を述べ、祝賀会はお開きとなりました。

　祝賀会終了後、弊社社員が集まり、集合写真を撮影しました。富山支店・石川支店・福井支店・小浜営業所の社員全員が一同に集まる機会は、同じ会社と言えどもなかなかありません。

　人を笑わせるのが上手なカメラマンさんのおかげで、皆が自然な笑顔の素敵な写真を撮ることができました。

　20年後、50年後にも今日のように盛大なお祝いができるよう、社員一同力を合わせて頑張りますので、今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。